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加藤嘉一 [加藤嘉一]









お笑い芸人の猫ひろし氏が、今年夏にロンドンで開催される五輪に、男子マラソンのカンボジア代表として 出場することに対して、日本で議論がおこています。。。

自称中国で一番有名な日本人・加藤嘉一氏の言葉

完全に個人的な感想であるが、私は心から猫さんのことをうらやましく思っている。陸上競技に勤しんでいた 。中高時代、私も本気で五輪を目指していた。同じランナーとして、ぜひ頑張ってほしいと思っている。

そもそも、アスリートとして五輪出場を実現できなかった私のような負け犬に、猫さんの行動を批評する資格なんてないと思っている。
もし私の父親が生きていたら、いつものようなパンチが飛んできたことだろう。

「だったら、お前が走れ!!!」

全くその通りだと思う。五輪にも出ない、出たことがない、ましてや真剣に走ったり、一つの壮大な目標を実現 するために、犠牲を払ってでも汗を流したことのないような人間に、猫さんについてとやかく言う資格は限りなく0に近い、というのが私の根本的なスタンス。

「とやかく言う前にその脂肪をなんとかしろ!」








先日帰国した際のとある夜、都営地下鉄大江戸線に乗っていた時のこと。

大学生らしき若者男性二人が、車両内で猫さんを罵倒していた。二人とも、身長184センチの私より10センチ ほど低く、体重68キロの筆者より10キロ以上重いように見受けられたが・・・

「あいつ、卑怯だよな、芸能人だからって勝手な行動とってんじゃねえよ」

これが彼らのトーンであった。

3駅分、彼らの発言を聞いて、ついに我慢が限界に達した。私は彼らに近寄っていった。

「こんばんは、加藤嘉一と言います。ちょっとよろしいですか?」

最初は「何だこいつは?」という表情で見てきたが、そのうちの一人が私のことをどこかのメディアで見た様で、

「おお、あの人か」という表情に変化した。

私は丁寧にお辞儀をしてから、話し始めた。

「君たちの議論を先ほどから聞いていた。他人からこんなことを言われるのは鬱陶しいかと思うが聞いてほしい。
そんな感情に任せた議論から君たちは何を得るのか? 無味乾燥な議論をしている時間があったら、まずは 走りなさい」

一人がムッとしたが、両目に力を入れて相手を制し、続けた。

「体のあらゆる部分についているその脂肪を何とかしたらどうだ? 男として格好悪いぞ。やることをやってから、
論拠を以って批判することだ。僕が女だったら、そういう男を格好良いと感じると思う。繰り返す。罵倒の前に、 まずは走れ。少なくとも、腹筋をしなさい」

真剣に持論を説いたが、
「何なんだ、こいつは」という表情で相手にしてもらえなかった。
「こいつ、 頭おかしいんじゃないのか」

という表情をしたまま、二人は下車していった。私から距離を置きながら・・・。

相変わらず、無責任な論評が社会に溢れている。残念ながら、これが日本の現状である。

加藤嘉一


今の時代には少ない行動として評価したいですが、時代も変化している・・・

加藤さんも猫ひろしも頑張って欲しいですね!!!










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